2005年08月21日

君子は豹変し、小人は面を革む

『易経』革・上六 (先奏)

「君子豹変、小人革面」 
(くんしはひょうへんし、しょうじんはおもてをあらたむ)

君子は時に応じて、豹の毛が生え変わるように、鮮やかに変化する。
これに反して、小人は上の人に従う顔つきだけはする。

               ※※

真に、ひとかどの人物であれば、変化、変革を恐れない。
必要であれば、あるいは過ちとわかれば、
がらりとやり方、態度を変えたりもする。

ところが小人は、表面上、それを受け入れる素振りをしつつも、
旧来のやり方やメンツにとらわれ、古いやり方や、
いったん口にした自説にこだわってしまう。

               ※※

この、「君子豹変」の言葉はよく耳にするのだが、
ちょっと、いくつかの辞書、参考文献を調べてみたところ、
解釈がまちまち、諸説ある。「君子は自ら鮮やかな変革を遂げ、
小人は変革の結果を受けとめ、顔つきを改めて従う」とも解釈できる。
そのほかにも、いろいろ解釈が成り立つ。
『易経』であるがゆえの、特質かもしれない。
しかし、yodaway2としては冒頭のように解釈してみた次第。

なお、「大人は虎変す」(たいじんはこへんす、易経)も同義。
posted by 「言葉の力」研究所 at 00:54| Comment(3) | TrackBack(1) | カ行 ……カキクケコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんな面白いサイトがあるなんて知りませんでした。

どなたかわかりませんが楽しい文章を書いてくだすってありがとうございます。
君子豹変の意味を知りたくて訪ねました
Posted by 鳥取砂丘のナガイモ at 2010年09月29日 07:41
豹の毛が生え変わるように、「鮮やかに」変化との解釈ですが、小生、香港在住時、ある中国人から聞いた解釈は、豹の毛が「日時をかけて」、生え変わるように、「徐々に」変化する、すなわち一般人民に朝令暮改と受け取られないよう、徐々に変わり彼らが気が付かぬまま、全く変わっていた、というものです。
普通は豹が獲物を獲る時に、急にダッシュすることをイメージし、急変の意を表していますが、正反対の解釈です。貴辞典のように、「毛が生え変わるように」の視点からの解釈は半分上記と同じですので嬉しく思いました。
Posted by 古神子健(こかごけん) at 2011年05月08日 10:09
Posted by 土岐 at 2011年08月07日 09:08
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