2005年08月17日

錐の、のう中(のうちゅう)に処るが若し、
     其の末立ちどころに見る

『史記』 平原君・虞卿列伝 (前漢)

「若錐之処於●中、其末立見」 
(きりののうちゅうにおるがごとし、そのすえたちどころにあらわる)

※●=「のう」。なべぶたにくち、くち、うかんむり、「襄」の下の部分。
ふくろ、の意。

すぐれた人物というものは、袋の中の錐の先が袋を破って突き出るように、
いつかは必ずそのすぐれた才が外に現れ出る。

「のう中の錐」ともいう。

               ※※

逆境にあっても腐らず、時を待て。
修養を忘れず、技量を磨けば、必ず世に出ることができる。
真に才があれば、世の中が放っておくものなどか――。

posted by 「言葉の力」研究所 at 17:31| カ行 ……カキクケコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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