2005年08月16日

歓楽極まって哀情多し

漢武帝(かんぶてい) 『秋風辞(しゅうふうじ)』  (前漢)

歓楽極兮哀情多。(かんらくきわまってあいじょうおおし)

喜ぴや楽しみが最高潮に達すると、どういうわけか、
かえって胸のうちにかなしみを覚える。

               ※※

河東地方において、地の神后土を祭り、
酒宴を開いた折に作った「秋風の辞」の一節。

栄華の絶頂にあった武帝(劉徹、りゅうてつ)が、
漢の勢いのさかんなことを歌いながらも、その一方に、
ふと人生のはかなさを感じてしまった。

               ※※

華やかさの陰に孤独あり、葛藤あり、諦念あり。
posted by 「言葉の力」研究所 at 23:40| カ行 ……カキクケコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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